舌やほっぺたを噛む原因とは?|中町歯科医院 横浜駅から1駅、三ツ沢下町バス停目の前

ブログ

ブログ

タイトルアイコンブログ

2023/06/30
ブログ

舌やほっぺたを噛む原因とは?

こんにちは。横浜市神奈川区の歯科医院、中町歯科医院です。



「っっ痛い!!」

食事中にうっかり舌やほっぺたを噛んでしまった!なんて経験ある方は多いのではないでしょうか。

「ガリッ」と噛んでしまった瞬間、出血し激痛が走ります。

頻繁に舌やほっぺたを噛んでしまう要因は複数あると考えられています。




舌やほっぺたを噛む原因とは、、、?




舌やほっぺたを噛んでしまう複数の要因


1.慢性疲労

2.ストレス

3.体調不良

4.寝不足

5.睡眠時無呼吸症候群

6.あごのずれ

7.歯の噛み合わせの問題

8.顎関節症

9.抜歯や治療による口の中の変化

10.早食い

11.ドライマウス 

などです。



特にほっぺを噛みやすいという方は

疲労やストレスがかかわっていると考えられています。


疲労やストレスによって口の中に神経障害が起こり、歯と口の連動がうまくいかなくなることで結果として頬の内側を噛んだり、噛むことが癖になったりする場合があります。

また、加齢により噛む回数や口を動かすことが少なくなり、口の中の筋力が低下し、皮膚がたるむことでも頬を噛みやすくなってしまいます。


入れ歯やかぶせ物が原因となることも

入れ歯を新しくした際に、今までの噛み心地と違うために、舌や頬を噛むことがあります。


いつも以上に舌や頬を噛みやすい傾向にあるので、食事はゆっくりと時間をかけて行うといいでしょう。


新しい入れ歯に慣れるまでは2週間程度かかると言われていますが、頻繁に噛むようであれば、入れ歯の上下の噛み合わせや、前後左右の動きが問題ないかどうか再調整してもらいましょう。また、かぶせ物の高さや形のわずかなずれも、口の内側を噛む要因となります。




睡眠時に噛んでいる


眠っているときに、舌を噛むこともあります。

その理由の一つが、歯ぎしりであると考えられています。

歯ぎしりや食いしばりは、誰でも大なり小なり無意識に行っているとされています。


歯ぎしりによって歯が磨耗してしまったり、かぶせ物が取れてしまったり、

顎関節症などのあごのずれやかみ合わせの異常を引き起こすといった影響があり、

その結果、舌や口の中を噛みやすくなるケースもあるので注意が必要です。




噛み合わせや歯並びの問題


歯並びは、見た目の美しさのみならず、かみ合わせや噛み癖なども大きく関係しているといわれています。

歯並びがよくない状態だと、噛みやすい方ばかりを使いがちです。すると偏って噛む癖がついてしまい、よく使う方の歯がすり減って、頬の筋肉に異常がおきるケースもみられます。

その結果、舌や口内を噛みやすくなってしまいます。

偏った噛み癖による痛みが頻繁にでてしまうならば、歯科矯正でかみ合わせの治療をすることを検討してもいいかもしれません。


さらに、頬杖、うつ伏せ、舌で歯を押し出す、偏った噛み癖など、無意識で行っている些細なくせによって、やがて歯並びが悪くなってかみ合わせがずれることもあります。

このような癖は、特に子供のころに癖づいてしまい、そのままにしておくとどんどん歯並びが悪くなり、結果的に舌を噛みやすくなることがあるので注意が必要です。




舌を噛まない対策方法とは?


―まずは原因を知るのが大切―


大切なのは、自分が舌を噛む原因がどこにあるのか、正しく理解する事です。

理由があっても、自分では気づいていない人もいると言われています。


1.~5.以外では歯や口の中に問題があることも多いため、

自分ではよくわからないけれど頻繁に舌を噛むといった場合には、

歯医者さんを受診し、口の中のチェックを受けるようにすると良いでしょう。

原因が分かったら、それに合わせた対処法を試してみてください。




歯ぎしりや食いしばりなどが要因の場合は、

かみ合わせのチェックをし調整することやストレスの発散を心がけすると良いでしょう。

無意識に行っていてなかなかやめられないときには、睡眠時に歯や歯周組織を守るために、マウスピースを着用するという方法もあります。



入れ歯やかぶせ物の変化がきっかけになっている場合には、調整が必要なケースもあります。

つけた直後のかみ合わせの違和感があっても、時間が経つにつれて馴染んでくることもあるため、歯医者さんと相談しながら慎重に判断することが大切です。





生活習慣も見直しましょう。


細菌の繁殖を防ぐために、口の中をいつも以上に清潔に保つことも大切です。

うがいや歯磨きをしっかりするよう心がけましょう。

そして、十分な睡眠をとることで、回復力を高めて、早く傷が治せるように意識して生活するようにしましょう。