虫歯ではないのに歯が痛い?!ストレスや疲れが原因かも...|中町歯科医院 横浜駅から1駅、三ツ沢下町バス停目の前

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2023/02/20
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虫歯ではないのに歯が痛い?!ストレスや疲れが原因かも...

こんにちは!
横浜市神奈川区にあります中町歯科医院です。

虫歯ではないのに歯が痛い・歯ぐきが腫れたなどの症状は、
ストレスや体調不良が原因のことも。
急に歯が痛くなったり、歯ぐきが腫れたりしたのに、しばらくしたら
落ち着いて歯医者でレントゲンを撮っても虫歯は見つからない...
そんな歯痛はストレスが原因かもしれません。詳しくご紹介します。


ストレスが原因で間接的に歯が痛むケース

ストレスが歯の痛みを直接的に引き起こすということは
一般的にはありません。しかしストレスが高まったときに、
寝不足や疲れにより、歯の調子がおかしくなるのはよくあることです。
これらの痛みは、ストレスによって間接的に体の抵抗力が落ちることで
現れてくるのです。


体調不良・ストレスが起こす歯・口のトラブル


▼歯ぐきの腫れ
普段からケアされている健康な歯ぐきであれば、疲れやストレスがあっても
歯ぐきが腫れることはほとんどありません。
しかし歯周病の原因となる歯石やプラークが付着していると、歯ぐきの抵抗力で
なんとか炎症を抑え込んでいる状態になっているため、ストレスで抵抗力が
減少すれば歯ぐきが腫れることがあります。

▼歯が浮く
歯が浮いて、痛みが起きることがあります。考えられる主な原因は2つです。
・ストレスが原因の歯ぎしりが続き、健康的な歯が一時的に横方向に過度に
揺らされて浮いてしまった場合です。噛み合わせを調整することで痛みは軽減します。
・根の奥に膿が溜まったり、歯周病などの慢性炎症がある場合です。通常は
体の抵抗力で痛みを抑え込めていても、ストレスや疲れで抵抗力が落ちるとバランスが
崩れ、歯が浮くことがあります。歯の根の治療が必要な状態です。

▼口臭の悪化
緊張などによるストレスは、唾液の分泌を少なくしてしまいます。
細菌から出ている悪臭などは通常唾液が洗い流してくれているのですが、
口の中が渇くことで一時的に口臭が発生しやすくなります。

▼虫歯の痛みの再発
歯の神経の近くまで進行した深い虫歯や、一部神経などに達している虫歯は
体の抵抗力が落ちると急に痛くなることがあります。

▼急な歯のぐらつき
歯周病は自覚症状がなく、こっそり進行していることがほとんどです。
軽いものは体の抵抗力で炎症を抑え込んでいます。末期の歯周病に
なると、ストレスや疲れで抵抗力が落ちたタイミングで一気に腫れて
歯がグラグラになります。
ひどい場合は抜歯になることもあります。


繰り返す腫れや痛みは要注意!!

口のトラブルのほとんどは、腫れや痛みを繰り返すことが多いものです。
落ち着くたびに「治った」と思い、また腫れや痛みが出ると
「やっぱりダメか...またしばらく様子を見れば...」と思い、
歯科での治療を先延ばしにしがちです。
様子見と放置を繰り返しているうちに、虫歯や歯周病がさらに
悪化してしてしまったケースがよくあります。
痛みや腫れの繰り返しは、基本的にはどんなに待っても
良い方に改善することはありません。自然に治るわけではないのです。

検査もせずに歯や歯ぐきのトラブルをすべてストレスのに結びつけて
思わぬ病気を見逃すことにつながる場合もあります。
トラブルの際は問題がないか歯科医院でチェックしてもらうことを
おすすめいたします。